毎年恒例!英語絵本の読み聞かせイベントを名古屋外国語大学図書館で開催しました
新居 明子
(外国語学部准教授、グローバル共生社会研究所上席研究員)
日進市立図書館と名古屋外国語大学グローバル共生社会研究所との連携事業として、2024年7月6日(土)に市内在住の3歳から小学校2年生までの子どもたちと保護者を対象に英語絵本の読み聞かせイベントを開催しました。今回も、本学図書館に参加者のみなさんにお越しいただき、大学を身近に感じていただくことができました。
イベント当日は子ども21名と保護者17名、合計38名が参加してくれました。本学からはアメリカ、イギリス、ニュージーランド、フランスからの留学生7名がボランティアで参加し、英語絵本の読み聞かせ等を行いました。
今回のテーマが「英語の絵本で夏を楽しもう!」ということで、「プール」や「海」「キャンプ」「スイカ」のように夏にちなんだ4冊の英語絵本、Spot Goes to the Swimming Pool, The Watermelon Seed, Maisy Goes Camping, Swimmyの読み聞かせをしました。
また、絵本の読み聞かせの合間には、子どもたちがよく知っている「落ちた 落ちた 何が落ちた?」という日本語のゲームを “Something fell, something fell. What just fell?” にアレンジし、次第にスピードを速めながら、英語で楽しく遊びました。
最後に読んだ絵本がSwimmyだったので、読み聞かせの後で、子どもたちは留学生たちと一緒に折り紙で赤い魚を作り、絵本の最後に出てくる大きな赤い魚の場面を再現しました。
イベント終了後に保護者の方々を対象に実施したアンケート調査では、満足度に対しては全員から「満足」という回答をいただきました。また、「生の英語に触れ、留学生の方々と交流するという子どもにとって良い経験となりました」「一緒に楽しめて参加型でよかった」「子どもが楽しんでいた」「これを機に、子どもたちに今後も英語に興味を持ってもらえると嬉しいです」といった、好意的なコメントもたくさんいただきました。
ボランティア活動の一環として参加した留学生たちにとっても、今回のイベントを通じて普段の学生生活ではほとんど接することのない地域の方々と交流することができ、貴重な体験となりました。